気分いい日

1日の終わりを振り返ってみると

いい感じしか記憶に残っていないことに気づく。

 

数分前にオンライン学びの場からリヤタイヤ

したばかりというのに・・。

ネット環境が最悪で修正を試みること70分。

疲れ果てたところであるのに・・。

今までだったら どうにか無理くりにでも入ろうとしていた。

諦めないことはいいことだという強いビリーフを握りしめていただろう。

 

今回は不思議なことに

今さら入れたとしても過ぎた時間は戻らない。

再再度、入れたとしても話の運びがわからないことだろうし

第一、入室許可する等の手続きを踏まなくてはならない。

運営側にとっても迷惑な話だ。

 

一瞬にしてこんなことが頭をよぎり抜け出したのである。

 

そして

抜け出したことに潔いほどの未練なく

これでいいのだと思うことができた。

 

さらに心に湧き出たことは

今日の職場での達成感であった。

 

発表会に向けての準備として小道具を作り

大きな2枚の背景を描いた。

没頭して仕上げた`はらぺこ青虫‘ の絵。

それは とても楽しい時間であったし

覗きに来た先生たちにも驚かれた。

 

いいことも悪いことも

すべては自分が選んでしていることである。

 

自分の行く道は

自分で運転するから楽しい。

 

1日を振り返ったら

気分がいい自分であった。

 

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自分を知る怖さに向かい合う②

自分を知る怖さに向かい合う①

に引き続きのブログであります。

 

長男(アップ)は、中学校でいじめにあい、傷ついた心は環境を変えても

完全に回復することはなかった。

毎年、約3カ月ほどメンタルが落ち、何もできなくなる。

春になるころに気分が上がって来て穴から出始めて活動再開する。

心療内科に通うものの取り立てて効果はなく信頼する医者に出会うことなく9年ほどを

過ごしていた。その間、必ず受験期間が挟まり、自分なりに頑張っていた。

留学期間と重なることもあり帰国の覚悟はしていたがどうにかなった。

私の記憶の中では、症状は少しずつ緩和していったものの

社会人になるころまでは続いていたと思う。

私は、見守るしかなく、ただ見守ることしかできなかった。

毎年がどうなるかわからず、毎回、新鮮な気持ちでいた。

「今年はどうかな。ラストかな。始まるかな。」

そのことについて本人に聞いたことがなかった。

 

13年間に及び、聞いてみたいけど聞けなかったことを

聞く機会が訪れた。

 

それは突然のことだった。

 

「君は、あの後、どうなったの?」と アップに聞くと

 

「えっ?」

 

少しの沈黙に 

「お兄さんも落ちるときがあったけど今はどうなっているの?って言いたいんだよね、お母さんは」

Jが言葉を添えた。弟は、その様子を垣間見て知っている。

 

 

「俺は学生の時はまだ続いていたけど、社会人になってからは起きていない。全く起きていないわけではないけれど仕事に支障がないようにやりくりしたりしている。迷惑をかけないようにやり方は探せばあるものなんだ。

落ちる時期や前兆を自分なりに感じたりできるようになったんだ。それには、自分の質を知ることをやっていたからね。」

 

「・・・・・・」

 

 

私は何も言えなかった。

 

 

 

 

ひとりで自分と向かい合っていたアップ。

アップは 自分の中にある気持ちをいじめにあってから1度も 私に話したことがなかった。

私はアップの気持ちを知ることが少し怖く、あえて聞くことはしなかった。

(母親を責める内容かもしれないという不安があった。もしかしたら アップは私が受け取るダメージを

想定しての気遣いなのかもとも思っていた。とにかく私は一切、自分からは触れなかった)

 

 

1年に数カ月落ちる姿を見つつ

中学、高校、大学、社会人と

13年間触れなかったことに 触れる瞬間は突然に訪れた。

 

 

そして

その言葉は

 

 

自分と向かい合ってきた人の強さ

 

 

が含まれるものだった。

 

 

 

ずっとずっと、気になっていたアップの気持ち。

 

不登校

本人の気持ちの表れである。

 

そういう理解で納得が深まってきていた自分であった。

 

が、根っこの根っこには 

実は母の自責の念はあったのだと気づいた。

 

 

自責の念は根こそぎ消失しなくてもいい。

あっていいのだ。学校にいけなかった事実は事実だから。

 

いじめにあったのは事実。

そこから変わっていったことも事実。

その軌跡が今に至るのだと感じた。

 

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強くなってくれたこと

 

心の底から嬉しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分を知る怖さに向かい合う①

 


帰省した息子からさりげなく聞いてみたことがある。

いや、正しくは長いことアップに聞けずにいたことを

質問することができたと言うほうが合っている。

 

長男(アップ)は社会人3年目で大学生の次男(J)と二人暮らしをしている。

二人暮らし歴1年と少しである。

帰省した二人から生活の様子がおしゃべりの中に見え隠れする。

Jが秋の頃、メンタルが落ちて大変だった話が出た。その時にアップがいろんなアドバイスをしてくれたという。

秋は気圧の関係などから自律神経の乱れが起こりやすいと言われていて、Jからは無理をして頑張るよりも今の状態を受け入れて最低限のことをすることを勧められたこと。不調の時の Jは、思うように動けず、できなくて落込み、

さらにもがいて全部を辞めたくなってしまっていたという。

 

アップからは、ひとりで抱えないこと。周囲を巻き込め。

それには日頃から自分のことを人に伝わりやすいように話す。まずは自分のことを話せるように自分と向かい合っておくことがいいよと。 誰も自分のことはわかってくれないからね。

 

Jは アップに自分に起きていることを話し、必要なことの優先順位について一緒に整理し、最低限の動きで過ごしたという。「全部無理!」を「自分の中で少しだけ無理をする」にできて、苦しい時期を しのいだという。

 

確か、秋ごろに私はjから相談の電話を受けた。

「バイトを休まざるを得ない状況が起き、悪いけどお金の援助をお願いできませんか」と。

恐らく対策が練られた後にかかってきたのであろう。

 

 

Jが いつも持っている縛りは

人に頼ってはいけない。

自分で何とかしなければだめだ。

ちゃんとしなければいけない。

がある。

これは大切なことではあるが、苦しい時にJを締め付けていた。

その締め付けをほどくアップのアドバイスにjは助かったという。

 

アップは黙ってjの話を聞いていた。

そして

 

 

「俺もあったじゃん。そういうこと」とアップが言った。

「だから言えるんだよ」

 

私は アップの13年前から始まった例のアレのことを思い出した。

「そういえば、君にもそういうことあったよね。アレ、その後、どうなったの?」

 

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自分を知る怖さに向かい合う①

帰省した息子からさりげなく聞いてみたことがある。

いや、正しくは質問することができたと言うほうが合っている。

 

長男(アップ)は社会人3年目で大学生の次男(J)と二人暮らしをしている。

二人暮らし歴1年と少しである。

帰省した二人から生活の様子がおしゃべりの中に見え隠れする。

Jが秋の頃、メンタルが落ちて大変だった話が出た。その時にアップがいろんなアドバイスをしてくれたという。

秋は気圧の関係などから自律神経の乱れが起こりやすいと言われていて、Jからは無理をして頑張るよりも今の状態を受け入れて最低限のことをすることを勧められたこと。不調の時のJは、思うように動けず、できなくて落込みさらにもがいて全部を辞めたくなってしまっていたという。アップからは、ひとりで抱えないこと。周囲を巻き込め。

自分のことを人に伝わりやすいように話すこと。それには自分のことを話せるようにしておく。誰もわかってはくれない、自分のこと。日頃から自分と向かい合っておくことがいいよと。

Jはアップに自分に起きていることを話し、必要なことの優先順位について一緒に整理し、最低限の動きで過ごしたという。「全部無理!」を「自分の中で少しだけ無理をする」にできしのいだという。

確か、秋ごろに私に電話で相談された。

「バイトを休まざるを得ない状況が起き悪いけどお金の援助をお願いできませんか」と。

 

Jのいつも持っている縛り

人に頼ってはいけない。

自分で何とかしなければだめだ。

ちゃんとしなければいけない。

は苦しい時に自分を締め付けていた。

その締め付けをほどくアップのアドバイスにjは助かったという。

 

アップは黙ってjの話を聞いていた。

そして

 

 

「俺もあったじゃん。そういうこと」とアップが言った。

「だから言えるんだよ」

 

私は

(あれ?)

と思った。

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正月帰省①

長男(アップ)次男(J)は予定通り帰省してきた。

帰りたいと思われる家でよかった。

今までで一番晴れやかな顔つきで

二人は元旦の朝に帰ってきた。

 

二人に会うのは本当に久しぶりである。

 

寝不足だそうで軽く、おせち料理をつまむだけでいいと。

 

 



 

乾杯をしてからツンツン(三男)の最近の様子を聞いてきた。

 

2カ月の実習に出かけたこと。

行く前、行ってから、休暇で帰ってきた様子を話す。

 

ツンツンと私の関係性は良くなく、兄たちはずっと心配をしていた。

関係性の悪い二人を残して出ることを気にしていた。

 

ツンツンが実習に出かける晩に自ら夕飯を作ったりワインを用意してくれたり

そして私への3品のプレゼントを渡してくれたこと。

実習先では相部屋のために気を使っている様子。

休暇で戻ってきたときに私に料理のリクエストをしたこと

 

などを話すとアップはにやにやし、Jは泣いていた。

 

家では見せないツンツンの姿を想像した Jは

「普通に、あいつは頑張っているなあと嬉しくなり何か感動するんだ」

「ツンツンがお母さんに気を使っていることが伝わる。俺もそうだけど 家にずっといると

お母さんしかいないから息苦しくなるんだよね。外に出るとわかる実家とのギャップ。

家を離れることで お母さんのありがたさがぶわっとわかるんだと思うよ」

「変わりつつある時期だから、俺らは少しツンツンに会わないほうがいいかもしれない」とアップ。

 

アップとJは身を乗り出して ツンツンの行動や言動について質問してきた。

 

私は 息子二人に 心配されている。

それに気づかされると

泣きそうになる。

 



 

 

 

正月帰省①

長男(アップ)次男(J)は予定通り帰省した。

帰りたいと思われる家でよかった。

今までで一番晴れやかな顔つきで

二人は元旦の朝に帰ってきた。

 

二人に会うのは本当に久しぶりである。

 

寝不足だそうで軽く、おせち料理をつまむだけでいいと。

 

乾杯をしてからツンツン(三男)の最近の様子を聞いてきた。

 

2カ月の実習に出かけたこと。

行く前、行ってから、休暇で帰ってきた様子を話す。

 

ツンツンと私の関係性は良くなく、兄たちはずっと心配をしていた。

関係性の悪い二人を残して出ることになり気にしていた。

 

ツンツンが実習に出かける晩に自ら夕飯を作ったりワインを用意してくれたり

そして私への3品のプレゼントを渡してくれたこと。

実習先では相部屋のために気を使っている様子。

休暇で戻ってきたときに私に料理のリクエストをしたこと。

 

などを話すとアップはにやにやし、Jは泣いていた。

 

家では見せないツンツンの姿を想像した Jは

「普通に、あいつは頑張っているなあと嬉しくなり何か感動するんだ」

「ツンツンがお母さんに気を使っていることが伝わる。俺もそうだけど 家にずっといると

お母さんしかいないから息苦しくなるんだよね。外に出るとわかる実家とのギャップ。

家を離れることで お母さんのありがたさがぶわっとわかるんだと思うよ」

「変わりつつある時期だから、俺らは少しツンツンに会わないほうがいいかもしれない」とアップ。

 

アップとJは身を乗り出して ツンツンの行動や言動について質問してきた。

 

私は 息子二人に 心配されている。

それに気づかされると

泣きそうになる。

 

大人になったなぁ。

 

 

 

大晦日のLine~息子たちの存在~

家族の諸用事がないからと のほほんとしていた。

予約しておいたおせち料理を取りに行く。

おせち料理の予約をしたのは10月。

2-3人前にしておいてよかった。

そのあとに三男の実習が泊まり込みと決まったからだ。

年末年始は帰れないことになる。

 

2週間ほど前に長男と次男は実家に帰ることを連絡してきた。

 

(連絡してくるなんて、ちょっと嬉しい)

 

ただ、何日の何時かを大晦日になっても連絡なし。

 

仕方なくLineすると次男は即レス。

長男は待っていても来ず。

 

決まってないのかな?

 

連絡がないとおせちや他のメニュ-の計画が立てられない。

男子一人と二人は材料に

えらい違いがある。

 

詰めても返答なし。

 

うーん、困ったな。

 

 

 

もしかしたら・・。

と思い

 

 

「元旦の夜はすき焼きの予定です。もし、夜、参加しないならば、すき焼きはやりません。

今、お肉屋さんの前に来ています」

と送る。

 

 

 

すると

「二人とも元旦の夜はいて、すき焼き食べます」

 

即レス。

 

 

長男はもしかしたら、一人でいる私がどこまでのやる気か 試したのかな。

または、こっちの状況がわからないから様子を見て予定を言わずにいたのかな。

または単純に予定が間際でも決まらず、返信ができなかったのかな。

 

 

 

買ったおせちで簡単に済ませようとしている母に作らせるのは悪いとか

まさか、遠回しに気を使ったとか・・!

 

 

 

どちらにしても 取りに行ったおせち料理は3段重ねで めっちゃ重かった。

さらに牛肉700グラム、イチゴ、飲み物等があり、持つ手に食い込む。

 

本当に食料って重い!

 

どんなに重くても

嬉しい気持ちは隠せず

重さで眉間にしわが寄っても

心は弾む自分だった。

 

さらに、三男から

「正月、少し 帰る」

とLineが入ってきた。

 

ユニクロで年始用の買い物をしたら

年末キャンペーン中で どん兵衛をもらった。

 

何か こういうことも嬉しく感じる。

 

さっ、これからお雑煮の準備だ!!